スルモンチールの副作用 (トリミプラミン•抗うつ薬)
スルモンチールの詳細な副作用です(医薬品添付文書より)。
ぜひ、よーくお読みになってみて下さい。
重大な副作用
1Syndrome malin(悪性症候群)(頻度不明)
無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理と共に適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。
2無顆粒球症(頻度不明)
前駆症状として発熱、咽頭痛、インフルエンザ様症状等があらわれる場合もある。[8.5 参照]
3麻痺性イレウス(頻度不明)
腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は、本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。
4幻覚(頻度不明)、譫妄(0.5%)注1)、精神錯乱(頻度不明)
その他の副作用
過敏症
発疹
そう痒感
肝臓
黄疸、AST上昇、ALT上昇
精神神経系
眠気(20.0%)
振戦等のパーキンソン症状、運動失調、不眠、不安、焦躁感
構音障害、四肢の知覚異常
血液
白血球減少
循環器
血圧降下、頻脈
動悸
抗コリン作用
口渇(20.2%)
排尿困難、視調節障害、便秘、鼻閉
眼圧亢進
消化器
悪心・嘔吐、食欲不振
下痢、味覚異常
長期投与
口周部等の不随意運動注2)
その他
眩暈、倦怠感
頭痛、発汗
ふらつき
注1) 発現頻度は再評価結果に基づく。
注2) 投与中止後も持続することがある。
【スルモンチールの詳細な妊娠時の危険性情報は以下の通りです(医薬品添付文書より)】
妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。三環系抗うつ剤には動物試験(ラット)で催奇形作用が報告されているものがある。