旧ホームページ12 心理学•豆知識
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心の不調・心の病 1.うつ病 そううつ病は感情の障害で、そう状態になったり、うつ状態になったりする病です。 そう状態になると、ウキウキして楽しい気分で、次から次へといろいろなことを思いついては人にちょっかいを出し、落ち着きがなくなります。 うつ状態になると、気分が沈んで暗くなり、何もヤル気がしなくなり、自分はだらしない人間だと思い込むようになります。 そう・うつ両方を必ずしも繰り返すとは限らず、そう状態だけを繰り返す人(そう病)や、うつ状態だけを繰り返す人(うつ病)がいます。 この中で、うつ状態だけを繰り返す人が最も多いです。 2.神経症 神経症は、ストレスが原因で心のバランスを崩して起こる病で、不安が様々な形で現われる状態をいいます。 ノイローゼとも、呼ばれています。 神経症の種類には、不安神経症・強迫神経症・ヒステリー・恐怖症・抑うつ神経症・心気神経症などがあります。 不安神経症は、乗り物に乗る時や、緊張することが予想される場面で、不安感が出現しやすく、さらに、理由なく突然に動悸、呼吸困難、頻脈、めまい感、発汗などの自律神経症状が出現して、どうしてよいかわからなくなって混乱したりします。 強迫神経症は、戸締まりなどを何回確認しても、まだ確かめずにいられなかったり(確認強迫)、何時間手を洗っても不潔ではないかという不安が残って、いつまでたっても手洗いをやめられないという症状(洗浄強迫)や、自分では考えたくないのに、ある考えが繰り返し浮かんできて、それを打ち消すことができなくて生活の妨げになっているという症状(強迫観念症)があります。 ヒステリーには、転換型と解離型とがあります。 転換型ヒステリーは、ヒステリー性の身体症状として、失立、失声、けいれん発作、知覚障害などが見られます。 過呼吸発作を起こすこともあります。 解離型ヒステリーは、記憶喪失や、もうろう状態が見られます。 幼児のように甘えた舌足らずに話すような態度になったり、質問にわざとデタラメに答えるような態度になることもあります。 恐怖症は、不安の対象が特定のものに固定されている神経症です。 会食やスピーチなどの、人といっしょに過ごす場面での緊張が原因となる対人恐怖症、疾病恐怖(病気や病気のきざしに対する恐怖)、広場恐怖(広場や大きな通りを一人で歩いたりする時に、ここにとり残されるのではないかといった恐怖)、醜形恐怖(自分の体や顔に独特の醜さがあって、そのため人からバカにされ軽蔑されるのではないかという恐怖)、自己臭恐怖(自分の体から独特の嫌なニオイが出て、そのため人から避けられるのではないかという恐怖)、会食恐怖、乗り物恐怖、視線恐怖など様々なものがあります。 抑うつ神経症は、抑うつ気分があるが、症状が環境や状況によって変化する点がうつ病と異なります。 うつ病に比べ身体症状は軽いです。 心気神経症は、心身のささいな不調にこだわって、重大な病気ではないかと恐れ訴えるという症状の神経症です。 3.心身症 心身症は、様々なストレスを受けたことによる精神的な原因によって、体の病気が起こるものです。 不整脈・本態性高血圧症・胃かいよう・十二指腸かいよう・過敏性大腸症候群・気管支ぜんそく・偏頭痛・自律神経失調症・糖尿病・円形脱毛症・神経性皮膚炎などが、当てはまります。 4.その他 うつ病・神経症・心身症のほかに、 摂食障害・睡眠障害・パニック障害・アルコール依存症・薬物依存症・人格障害・統合失調症などがあります。 以上これまでのお話は、あくまでも、あくまでも、概略にしかすぎません。 実際の事例では、それぞれの方の内容は千差万別で、簡単にパターン化できるものではありません。 | |||
トラウマ トラウマについての詳細でかなり詳しく解説してあります。 | |||
妊娠を考えている女性の方へ 1.お酒・タバコ・薬は、胎児にとって極めて有害な物質です。 「母親がアルコール、タバコ、薬、麻薬といった有害物を摂取すれば、胎盤を通して、 胎児の脳にストレートにはいってしまいます。 その結果、障害をもって生まれたり、ときには流産したりするといったおそろしい結果を 招きかねません。」 京都大学名誉教授・医学博士・大島清著「胎児教育」より 2.それらの嗜好習慣をやめることは、カンタンにはできません。 3.お早めにカウンセリングやセラピーを受けていただくことで、シッカリとした「安心」を得ていただくことができます。 | |||
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