テシプールの副作用 (セチプチリン•抗うつ薬)
テシプールの詳細な副作用です(医薬品添付文書より)。
ぜひ、よーくお読みになってみて下さい。
テシプール錠1mg
副作用
総症例4,632例中、509例(11.0%)に副作用が認められている。その主なものは眠気(4.5%)、口渇(2.3%)、めまい・ふらつき・立ちくらみ(2.0%)、便秘(1.1%)、けん怠感・脱力感(0.9%)等であった。(再審査終了時)
重大な副作用
1.
Syndrome malin(悪性症候群)(頻度不明)があらわれることがあるので、無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合には、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CK(CPK)の上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。
なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎不全へと移行し、死亡した例が報告されている。
2.
無顆粒球症(頻度不明)があらわれることがあるので、定期的に血液検査を行うことが望ましい。異常(前駆症状として発熱、咽頭痛、インフルエンザ様症状等があらわれる場合もある)が認められた場合には投与を中止すること。
その他の副作用
以下のような副作用があらわれた場合には、症状に応じて適切な処置を行うこと。
循環器
0.1~5%未満
血圧降下
循環器
0.1%未満
心悸亢進、頻脈等
精神神経系注1)
0.1~5%未満
眠気、めまい・ふらつき・立ちくらみ、けん怠感・脱力感、頭痛・頭重、不眠、不安・焦躁、構音障害、視調節障害、振戦、躁転
精神神経系注1)
0.1%未満
運動失調、苦悶、アカシジア、せん妄、幻覚等
精神神経系注1)
頻度不明
興奮
過敏症注2)
0.1~5%未満
発疹等
血液
0.1~5%未満
白血球減少
血液
0.1%未満
血小板減少、貧血等
消化器
0.1~5%未満
口渇、便秘、悪心・嘔吐、食欲不振、下痢等
肝臓
0.1~5%未満
AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTP・Al-Pの上昇等
その他
0.1~5%未満
排尿障害、浮腫
注1)このような症状があらわれた場合には、減量又は休薬等の適切な処置を行うこと。
注2)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
【テシプールの詳細な妊娠時の危険性情報は以下の通りです(医薬品添付文書より)】
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
1.
妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
2.
授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせること。
[動物実験(ラット)において、乳汁中に移行することが認められている。]