アモバンの副作用 (ゾピクロン•睡眠薬)
アモバンの詳細な副作用です(医薬品添付文書より)。
ぜひ、よーくお読みになってみて下さい。
アモバン錠7.5/アモバン錠10
副作用
副作用等発現状況の概要
総症例11,677例中、831例(7.12%)、1,026件に副作用が認められた。主な副作用は、にがみ488件(4.18%)、ふらつき104件(0.89%)、眠気60件(0.51%)、口渇56件(0.48%)、けん怠感48件(0.41%)、頭重26件(0.22%)、頭痛22件(0.19%)、嘔気22件(0.19%)、不快感15件(0.13%)、めまい14件(0.12%)等であった。(再審査終了時)
重大な副作用
1. 依存性
0.1%未満
連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。また、投与の中止により、振戦、痙攣発作、不眠等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。
2. 呼吸抑制
0.1%未満
呼吸抑制があらわれることがある。また呼吸機能が高度に低下している患者に投与した場合、炭酸ガスナルコーシスを起こすことがあるので、このような場合には気道を確保し、換気を図るなど適切な処置を行うこと。
3. 肝機能障害
頻度不明
AST(GOT)、ALT(GPT)、Al‐P、γ‐GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い異常が認められた場合には、中止するなど適切な処置を行うこと。
4. 精神症状、意識障害
頻度不明
幻覚、せん妄、錯乱、夢遊症状、悪夢、易刺激性、攻撃性、異常行動等の精神症状及び意識障害があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には投与を中止すること。
5. 一過性前向性健忘、もうろう状態
0.1%未満
一過性前向性健忘(中途覚醒時の出来事をおぼえていない等)、もうろう状態があらわれることがあるので、本剤を投与する場合には少量から開始するなど、慎重に投与すること。なお、十分に覚醒しないまま、車の運転、食事等を行い、その出来事を記憶していないとの報告がある。異常が認められた場合には投与を中止すること。
6. **アナフィラキシー
頻度不明
アナフィラキシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、血管浮腫等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
その他の副作用
以下のような副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
**精神神経系
頻度不明
錯感覚
精神神経系
0.1~1%未満
ふらつき、眠気、頭重、頭痛、不快感、めまい等
肝臓
0.1~1%未満
AST(GOT)の上昇、ALT(GPT)の上昇、Al‐Pの上昇
腎臓
0.1~1%未満
蛋白尿
腎臓
0.1%未満
BUNの上昇
血液
0.1~1%未満
白血球減少、ヘモグロビン減少、赤血球減少
血液
0.1%未満
血小板減少
消化器
頻度不明
消化不良
消化器
1%以上
口中のにがみ
消化器
0.1~1%未満
口渇、嘔気
消化器
0.1%未満
食欲不振、口内不快感、胃部不快感等
過敏症注)
頻度不明
そう痒症
過敏症注)
0.1%未満
発疹
骨格筋
0.1~1%未満
けん怠感
骨格筋
0.1%未満
脱力感等の筋緊張低下症状
その他
頻度不明
転倒
その他の副作用の注意
注)発現した場合には、投与を中止すること。
【アモバンの詳細な妊娠時の危険性情報は以下の通りです(医薬品添付文書より)】
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
1.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中及び授乳中の投与に関する安全性は確立していない。妊娠後期に本剤を投与された患者より出生した児に呼吸抑制、痙攣、振戦、易刺激性、哺乳困難等の離脱症状があらわれることがある。なお、これらの症状は、新生児仮死として報告される場合もある。]
2.
授乳婦への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は授乳を避けさせること。[ヒト母乳中に移行し、新生児に嗜眠を起こす可能性がある。]