リーゼの副作用 (クロチアゼパム•抗不安薬)
リーゼの詳細な副作用です(医薬品添付文書より)。
ぜひ、よーくお読みになってみて下さい。
リーゼ錠5mg/リーゼ錠10mg/リーゼ顆粒10%
副作用
副作用等発現状況の概要
総症例数14,032例(糖衣錠,顆粒)中692例(4.93%)883件の副作用が報告されている.主な副作用は眠気390件(2.78%),ふらつき109件(0.78%),けん怠感57件(0.41%)等であった.(国内文献及び効能追加申請資料〔自律神経失調症〕等の集計-再審査対象外)
重大な副作用
1. **依存性(まれに:0.1%未満,ときに:0.1~5%未満)
大量連用によりまれに薬物依存を生じることがあるので,観察を十分に行い,用量を超えないよう慎重に投与すること.また,大量投与又は連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により,まれに痙攣発作,ときにせん妄,振戦,不眠,不安,幻覚,妄想等の離脱症状があらわれることがあるので,投与を中止する場合には,徐々に減量するなど慎重に行うこと.
2. 肝機能障害,黄疸(いずれも頻度不明)
肝機能障害(AST(GOT),ALT(GPT),γ-GTP,LDH,Al-P,ビリルビン上昇等),黄疸があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと.
その他の副作用
1. 精神神経系
5%以上又は頻度不明
眠気,ふらつき
2. 精神神経系
0.1~5%未満
眩暈,歩行失調,霧視,頭痛・頭重,振戦,手足のしびれ
3. 精神神経系
0.1%未満
舌のもつれ
4. 循環器
0.1~5%未満
耳鳴,血圧低下,たちくらみ,頻脈
5. 消化器
0.1~5%未満
悪心・嘔吐,食欲不振,胃痛,便秘,口渇
6. 皮膚
0.1~5%未満
発疹,かゆみ
7. 骨格筋
0.1~5%未満
易疲労・けん怠感,脱力感等の筋緊張低下症状,筋痛,関節痛
8. その他
0.1%未満
浮腫
【リーゼの詳細な妊娠時の危険性情報は以下の通りです(医薬品添付文書より)】
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
1.
*妊婦(3ヵ月以内)又は妊娠している可能性のある婦人には,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること.〔妊娠中に他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)の投与を受けた患者の中に奇形を有する児等の障害児を出産した例が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査報告がある.〕
2.
*妊娠後期の婦人には,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること.〔ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に哺乳困難,嘔吐,活動低下,筋緊張低下,過緊張,嗜眠,傾眠,呼吸抑制・無呼吸,チアノーゼ,易刺激性,神経過敏,振戦,低体温,頻脈等を起こすことが報告されている. なお,これらの症状は,離脱症状あるいは新生児仮死として報告される場合もある.また,ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に黄疸の増強を起こすことが報告されている.〕
3.
*分娩前に連用した場合,出産後新生児に離脱症状があらわれることが,ベンゾジアゼピン系薬剤で報告されている.
4.
*授乳婦への投与は避けることが望ましいが,やむを得ず投与する場合は,授乳を避けさせること.〔ヒト母乳中へ移行し,新生児に嗜眠,体重減少等を起こすことが,他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)で報告されており,また黄疸を増強する可能性がある.〕