タスモリンの副作用 (ビペリデン•抗パーキンソン病薬)
タスモリンの詳細な副作用です(医薬品添付文書より)。
ぜひ、よーくお読みになってみて下さい。
タスモリン錠1mg/ タスモリン散1%
副作用
副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない.
重大な副作用
1.Syndrome malin (悪性症候群)(頻度不明)
抗精神病薬,抗うつ剤及びドパミン作動系抗パーキンソン剤との併用において,本剤及び併用薬の減量又は中止により,発熱,無動緘黙,意識障害,強度の筋強剛,不随意運動,嚥下困難,頻脈,血圧の変動,発汗等があらわれることがある.このような症状があらわれた場合には,体冷却,水分補給等の全身管理及び本剤の投与量を一旦もとに戻した後慎重に漸減するなどの適切な処置を行うこと.本症発症時には,白血球の増加や血清CK(CPK)の上昇があらわれることが多く,また,ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下があらわれることがある.
2.依存性(頻度不明)
本剤により気分高揚等が発現したとする報告があり,依存形成につながるおそれがあるので,観察を十分に行い,慎重に投与すること.
その他の副作用
1. 精神神経系注1)
頻度不明
幻覚,せん妄,精神錯乱,不安,嗜眠,記憶障害
2. 消化器
頻度不明
口渇,悪心,嘔吐,食欲不振,胃部不快感,下痢,便秘,口内炎
3. 泌尿器
頻度不明
排尿困難,尿閉
4. 過敏症注2)
頻度不明
発疹
5. 循環器
頻度不明
血圧低下,血圧上昇
6. 眼
頻度不明
眼の調節障害
7. 肝臓注3)
頻度不明
肝障害
その他の副作用の注意
注1)異常が認められた場合には,減量又は休薬するなど適切な処置を行うこと.
注2)異常が認められた場合には,投与を中止すること.
注3)異常が認められた場合には,減量又は中止するなど適切な処置を行うこと.投与中は定期的に肝機能検査を行うことが望ましい.
【タスモリンの詳細な妊娠時の危険性情報は以下の通りです(医薬品添付文書より)】
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人には投与しないことが望ましい.〔妊娠中及び授乳中の投与に関する安全性は確立していない.〕