ラボナの副作用 (ペントバルビタール•睡眠薬)
ラボナの詳細な副作用です(医薬品添付文書より)。
ぜひ、よーくお読みになってみて下さい。
ラボナ錠50mg
副作用
副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度については文献、自発報告等を参考に集計した。
総症例数379例中、副作用が報告されたのは92例(24.3%)で、主な副作用はめまい17例(4.5%)、悪心14例(3.7%)、頭痛11例(2.9%)、頭重8例(2.1%)、覚醒後不快感8例(2.1%)であった。(再評価結果)
重大な副作用
1.
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson Syndrome)(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
2.
連用により、薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。
特にアルコール中毒、薬物依存の傾向又は既往歴のある患者、重篤な神経症患者に対しては、注意すること。
3.
連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、あくび、くしゃみ、流涙、発汗、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、散瞳、頭痛、不眠、不安、せん妄、痙攣、振戦、全身の筋肉・関節痛、呼吸促迫、抑うつ状態等の退薬症候があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、1日用量を徐々に減量するなど、患者の状態を観察しながら行うこと。
その他の副作用
1. 過敏症
頻度不明
発疹
2. 精神神経系
頻度不明
知覚異常、構音障害、精神機能低下、せん妄、昏迷又は運動失調
3. 腎臓
頻度不明
ヘマトポルフィリン尿、蛋白尿
4. 血液
頻度不明
低カルシウム血症又は葉酸代謝異常によると思われる巨赤芽球性貧血
5. その他
0.1〜5%未満
頭痛、頭重、めまい、悪心、嘔吐、術中不安、覚醒後の残遺・不快感、眠気、尿閉
6. その他
頻度不明
興奮、倦怠感
その他の副作用の注意
副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
【ラボナの詳細な妊娠時の危険性情報は以下の通りです(医薬品添付文書より)】
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
1.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。〔類薬(フェノバルビタール)で催奇形作用が報告されている。また、妊娠中に投与すると、新生児の出血傾向、呼吸抑制等を起こすことがある。〕
2.
分娩前に連用しないことが望ましい。〔出産後新生児に退薬症候(多動、振戦、反射亢進、過緊張等)があらわれることがある。〕
3.
授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせること。〔外国において、母乳中への移行が報告されている。〕