モディオダールの副作用 (モダフィニル•精神刺激薬)

モディオダールの詳細な副作用です(医薬品添付文書より)。

ぜひ、よーくお読みになってみて下さい。

 

 

 

 

モディオダール錠100mg

副作用

 

 

副作用等発現状況の概要

 

 

**国内成績:承認時までに国内において実施されたナルコレプシー患者又は閉塞性睡眠時無呼吸症候群患者を対象とした臨床試験で、274例中162例(59.1%)に424件の副作用(臨床検査値の異常も含む)が認められた。主な副作用は、頭痛59例(21.5%)、口渇32例(11.7%)、不眠25例(9.1%)、動悸16例(5.8%)であった。

 

 

**外国成績:外国で実施されたナルコレプシー患者又は閉塞性睡眠時無呼吸症候群患者を対象とした臨床試験(最大投与量モダフィニル400mg/日)で983例中738例(75.1%)に2587件の副作用(臨床検査値の異常も含む)が認められた。主な副作用は、頭痛342例(34.8%)、悪心114例(11.6%)、不安87例(8.9%)、不眠80例(8.1%)、めまい80例(8.1%)、口渇71例(7.2%)、下痢62例(6.3%)、神経過敏59例(6.0%)、食欲不振49例(5.0%)であった。

 

 

重大な副作用

 

 

1.
*中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(頻度不明):
これらがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

2.
*薬剤性過敏症症候群1)(頻度不明):
初期症状として発疹、発熱がみられ、さらに肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。

3.
*ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明):
ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、そう痒感、血管浮腫、呼吸困難、血圧低下、チアノーゼ等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

 

 

その他の副作用

 

 

その他の副作用の表

 

次のような副作用が認められた場合には、必要に応じ、減量、投与中止等の適切な処置を行うこと。


 
5%以上  5%未満  頻度不明  
過敏症注)  -  発疹、そう痒  血管浮腫 
**肝臓  -  AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、Al-P、LDHの上昇  - 
*精神神経系  頭痛、不眠  めまい、傾眠、いらいら感、カタプレキシーの増悪、しびれ、神経過敏、振戦、ジスキネジー、不安、うつ状態、躁状態  錯感覚、幻覚、妄想、攻撃性、興奮、思考異常 
循環器  動悸  血圧上昇、頻脈、胸痛  - 
**消化器  口渇  食欲不振、胃部不快感、悪心・嘔吐、下痢、便秘、胃炎、腹痛、口内炎、食欲亢進、舌炎、鼓腸  消化不良 
**その他  -  鼻咽頭炎、肩こり、発汗、発熱、倦怠感、トリグリセリド上昇、コレステロール上昇、白血球数減少、熱感、体重減少、耳鳴、体重増加、背部痛、鼻炎、咳嗽  血管拡張(潮紅)、尿臭異常、末梢性浮腫 

 

注)発現した場合には投与を中止すること。

 

 

 

 

【モディオダールの詳細な妊娠時の危険性情報は以下の通りです(医薬品添付文書より)】

 

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

 

1.

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい。

[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。ウサギの生殖発生毒性試験の高用量群(180mg/kg/日)において胎児に眼瞼開裂、前・後肢の内側転回、指の癒合が報告されている。]

 

2.

授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせること。

[動物実験(ラット)において、モダフィニルが乳汁中に移行することが認められている。]

 

 

 

 

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