アタラックスの副作用 (ヒドロキシジン•抗不安薬)
アタラックスの詳細な副作用です(医薬品添付文書より)。
ぜひ、よーくお読みになってみて下さい。
アタラックス錠10mg/ アタラックス錠25mg
副作用
副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度については再評価時における文献を参考に集計した。総症例4,951例中、主な副作用は眠気(2.50%)、倦怠感(1.09%)、口渇(0.53%)等であった。
重大な副作用
1.ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明注))
ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、胸部不快感、喉頭浮腫、呼吸困難、顔面蒼白、血圧低下等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
2.肝機能障害、黄疸(頻度不明注))
AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
注):自発報告のため頻度不明
その他の副作用
次のような副作用が認められた場合には、必要に応じ減量、投与中止等の適切な処置を行うこと。
1.精神・神経系(1%以上)
眠気、倦怠感
2.精神・神経系(1%未満)
めまい
3.*精神・神経系(頻度不明注1))
不安、不随意運動、振戦、痙攣、頭痛、幻覚、興奮、錯乱、不眠、傾眠
4.消化器(1%未満)
口渇、食欲不振、胃部不快感、嘔気・嘔吐
5.*消化器(頻度不明注1))
便秘
6.*循環器(頻度不明注1))
血圧降下
7.過敏症注2)(1%未満)
発疹
8.過敏症注2)(頻度不明注1))
紅斑、多形滲出性紅斑、浮腫性紅斑、紅皮症、そう痒、蕁麻疹
9.*その他(頻度不明注1))
霧視、尿閉、発熱
注1):自発報告又は外国での報告のため頻度不明。
注2):発現した場合には投与を中止すること。
【アタラックスの詳細な妊娠時の危険性情報は以下の通りです(医薬品添付文書より)】
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
1.
*妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。[妊娠初期(約3ヵ月)に本剤を投与された婦人が、口蓋裂等の奇形を有する児を出産したとの報告がある6)。また、妊娠中の投与により、出産後新生児に傾眠、筋緊張低下、離脱症状、錐体外路障害、間代性運動、中枢神経抑制等の精神神経系症状、新生児低酸素症があらわれたとの報告がある6)7)。]
2.
*授乳中の婦人には本剤投与中の授乳を避けさせること。[本剤がヒト母乳中に移行するかどうかは知られていないが、授乳中の新生児に中枢神経抑制、緊張低下があらわれたとの報告がある。]