セレナールの副作用 (オキサゾラム•抗不安薬)

セレナールの詳細な副作用です(医薬品添付文書より)。

ぜひ、よーくお読みになってみて下さい。

 

 

 

 

セレナール錠5/セレナール錠10/セレナール散10%

 

副作用

 

副作用等発現状況の概要

 

(本項には頻度が算出できない副作用報告を含む。)

総症例10,603例中、副作用が報告されたのは延べ796件(7.51%)であった。そのうち主なものは、眠気(2.88%)、倦怠感(0.78%)、ふらつき(0.77%)等であった。〔新開発医薬品の副作用のまとめ(その18)1)〕

重大な副作用

 

依存性

頻度不明

ベンゾジアゼピン系薬剤の大量連用により薬物依存を生じることが報告されているので、本剤の投与にあたっては観察を十分に行い、用量を超えないよう慎重に投与すること。

また、長期連用後投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。

その他の副作用

 

1. 精神神経系

1%以上

眠気

2. 精神神経系

0.1~1%未満

ふらつき、めまい、頭痛、不眠

3. 精神神経系

0.1%未満

舌のもつれ、いらいら、頭重感

4. 循環器注1)

0.1%未満

頻脈

5. 消化器

0.1~1%未満

悪心、便秘、食欲不振、胃部不快感、下痢、口渇

6. 消化器

0.1%未満

嘔吐

7. 過敏症注2)

0.1~1%未満

発疹、かゆみ、蕁麻疹

8. 骨格筋

0.1~1%未満

倦怠感

注1) 麻酔前投薬として用いた場合

注2) 投与を中止すること。

 

 

 

 

【セレナールの詳細な妊娠時の危険性情報は以下の通りです(医薬品添付文書より)】

 

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

 

1.

妊婦(3ヵ月以内)又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中に他のベンゾジアゼピン系薬剤の投与を受け、出生した新生児に口唇裂(口蓋裂を伴うものを含む)等が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査報告がある。]

 

2.

*妊娠後期の婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に哺乳困難、嘔吐、活動低下、筋緊張低下、過緊張、嗜眠、傾眠、呼吸抑制・無呼吸、チアノーゼ、易刺激性、神経過敏、振戦、低体温、頻脈等を起こすことが報告されている。なお、これらの症状は、離脱症状あるいは新生児仮死として報告される場合もある。また、ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に黄疸の増強を起こすことが報告されている。]

 

3.

*分娩前に連用した場合、出産後新生児に離脱症状があらわれることが、ベンゾジアゼピン系薬剤で報告されている。

 

4.

授乳婦への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は授乳を避けさせること。[ヒト母乳中へ移行し、新生児に嗜眠、体重減少等を起こすことが他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)で報告されており、また黄疸を増強する可能性がある。]

 

5.

マウスでの試験(20・100・500・1,000mg/kg 器官形成期に6日間 経口)及びラットでの試験(20・100・300・600mg/kg 器官形成期に6日間 経口)において、100mg/kg以上の投与群で胎仔に対する発育抑制作用が認められている2)。

 

 

 

 

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