ホーリットの副作用 (オキシペルチン•抗精神病薬)
ホーリットの詳細な副作用です(医薬品添付文書より)。
ぜひ、よーくお読みになってみて下さい。
ホーリット錠20mg/ホーリット錠40mg/ホーリット散10%
副作用
副作用等発現状況の概要
承認前及び承認後における調査1,761例中報告された主な副作用は不眠13.3%(234件)、錐体外路症状[手指振戦11.6%(204件)、アカシジア5.6%(99件)、筋強剛3.1%(54件)]、不安・焦燥3.0%(53件)、低血圧3.2%(57件)、食欲不振3.1%(55件)、倦怠感3.3%(58件)であった。(再審査対象外)
重大な副作用
1. Syndrome malin(悪性症候群)
頻度不明注1)
無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CK(CPK)の上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎不全へと移行し、死亡した例が報告されている。
2. 麻痺性イレウス
頻度不明注1)
腸管麻痺(初期症状:食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩、腸内容物のうっ滞等) をきたし、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺が認められた場合には、投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は、本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。
3. 無顆粒球症、白血球減少
頻度不明注1)
無顆粒球症、白血球減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
4. *肺塞栓症、深部静脈血栓症
頻度不明
抗精神病薬において、肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
注1) 自発報告又は海外において認められている副作用のため頻度不明。
その他の副作用
1. 循環器
0.1~5%未満
起立性低血圧、血圧降下、血圧上昇、心悸亢進
2. 血液
0.1~5%未満
白血球数の異常
3. 肝臓
0.1~5%未満
AST(GOT)・ALT(GPT)上昇等の肝機能検査値の異常
4. 錐体外路症状注2)
5%以上
手指振戦注3)、アカシジア等
5. 錐体外路症状注2)
0.1~5%未満
筋強剛、眼球挙上等
6. 精神神経系
5%以上
不眠注3)
7. 精神神経系
0.1~5%未満
不安・焦燥等
8. 消化器
0.1~5%未満
食欲不振、悪心、便秘、下痢
9. 過敏症
0.1~5%未満
発疹等
10. その他
0.1~5%未満
眠気、鼻閉、倦怠感、めまい、流涎、口渇
上記の副作用があらわれることがあるので、異常が認められた場合には必要に応じ投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
注2) 症状があらわれた場合には、減量又は抗パーキンソン病薬を併用することが望ましい。
注3) 手指振戦(11.6%)、不眠(13.3%)
【ホーリットの詳細な妊娠時の危険性情報は以下の通りです(医薬品添付文書より)】
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
**妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい。[動物実験(ラット)で、流産、胎児死亡等の胎児毒性が認められている。また、妊娠後期に抗精神病薬が投与されている場合、新生児に哺乳障害、傾眠、呼吸障害、振戦、筋緊張低下、易刺激性等の離脱症状や錐体外路症状があらわれたとの報告がある。]